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 世界史猛特訓  第 56 号        バックナンバー配送バージョン
 
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 もくじ
 1------本文
 2------カッコ抜き問題
 3------一問一答
 4------ご案内
 5------連絡先など
 
 
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 1本文
 ルネサンス
  ルネサンスは古代ギリシアやローマの文化の再生・復活を企図したもので
 、教会を中心とした中世の伝統的思想が揺いできたことから、人間のあるべ
 き新しい姿を模索し、その指針として古典文化を手本とした文化である。従
 って、文芸復興などといった訳され方もする。このように、まずは模倣から
 はじまった文化運動であったが、後に教会中心主義の革新を目指し、人間精
 神の全面的革新を目指した一大文化運動へと発展していった。
 
  ルネサンスの頃には伝統的権威にとらわれない自由な考えや、人間らしい
 感情を自由に表現するなど、現世の生活を肯定した上で個性を発揮し、理想
 的人間は万能の天才であるとされた。このような傾向を人文主義や人間中心
 主義とも言い、ヒューマニズムの精神が息づいていたと言えよう。
 
  さらには、人間とは何かという問いが古典の中から探求され、エラスムス
 が腐敗した教会を批判した「愚神礼賛」を、トマス=モアが「ユートピア」
 を記すなど、様々な探求がなされた。
 
  一方、絵画などは教皇や国王、諸侯の保護下で大いに発展し、芸術と権力
 者(教会)との関係は、人間性とキリスト教の調和といった傾向も生みだし
 た。
 
  このようなルネサンスの意義は自然と人間の再発見を求めた思想運動が展
 開されたことや、近代的思想の出発点を築いたこと、そして、長い停滞の時
 代とされた中世の文化が爛熟したことなどに代表される。
 
 
 ルネサンス文化の特徴
  ルネサンス文学の共通点として中世文学との3つの相違点を見ることが出
 来る。まず、記述に用いられる言語は中世以来のラテン語ではなく、地元の
 日常語で書かれていることである。次に、教訓や宗教的な物ではなく、読者
 の興味や感情に訴える作品が多いこと。最後に具体的な人間の心理や内面性
 を描いたことである。このような特徴から、ルネサンス文学は各国の国民文
 学を形成していった。
 
  ルネサンス美術では、中世とは違った趣のものが多い。まず、絵画は人体
 や自然の正確な観察に基づいた写生主義的なものが台頭し、遠近法や色彩な
 どの技法が発達した。建築分野では豊かな表現と周囲との調和をはかった独
 特の物が出てきたし、彫刻は躍動感溢れる力強い作品が多い。どちらかと言
 えば、現代の美術に近付いてきたと言える。
 
  ルネサンスは14世紀頃にイタリア北部ではじまり、16世紀にはフィレンツ
 ェ、ローマ、ヴェネツィアなどで全盛を迎え、16世紀にはアルプスを越えて
 ヨーロッパ各地へと伝播した。イタリアが発祥の地となった背景として、東
 方貿易によって得た富によって都市が繁栄し、市民階級の地位が向上してい
 たことや、北部イタリアは政治的に分裂しており自由な発想を許容する素地
 があったこと、そして古典文化(ローマ)の発祥の地であったことや十字軍
 などによる東方文化の影響が強かったことなどがあげられる。
 
 
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 2カッコ抜き
 ルネサンス
  ルネサンスは古代ギリシアやローマの文化の再生・復活を企図したもので
 ある。中世の教会を中心とした中世の伝統的思想が揺いできたことから、人
 間のあるべき新しい姿を模索し、その指針として古典文化を手本とした文化
 である。従って、( 1 )などといった訳され方もする。このように、ま
 ずは模倣からはじまった文化運動であったが、後に教会中心主義の革新を目
 指し、人間精神の全面的革新を目指した一大文化運動へと発展していった。
 
  ルネサンスの頃には伝統的権威にとらわれない自由な考えや、人間らしい
 感情を自由に表現するなど、現世の生活を肯定した上で個性を発揮し、理想
 的人間は万能の天才であるとされた。このような傾向を人文主義や人間中心
 主義とも言い、ヒューマニズムの精神が息づいていたと言えよう。
 
  さらには、人間とは何かという問いが古典の中から探求され、( 2 )
 が腐敗した教会を批判した「愚神礼賛」を、トマス=モアが「( 3 )」
 を記すなど、様々な探求がなされた。
 
  一方、絵画などは教皇や国王、諸侯の保護下で大いに発展し、芸術と権力
 者(教会)との関係は、人間性とキリスト教の調和といった傾向も生みだし
 た。
 
  このようなルネサンスの意義は自然と人間の再発見を求めた思想運動が展
 開されたことや、近代的思想の出発点を築いたこと、そして、長い停滞の時
 代とされた中世の文化が爛熟したことなどに代表される。
 
 
 ルネサンス文化の特徴
  ルネサンス文学の共通点として中世文学との3つの相違点を見ることが出
 来る。まず、記述に用いられる言語は中世以来の( 4 )語ではなく、地
 元の日常語で書かれていることである。次に、教訓や宗教的な物ではなく、
 読者の興味や感情に訴える作品が多いこと。最後に具体的な人間の心理や内
 面性を描いたことである。このような特徴から、ルネサンス文学は各国の国
 民文学を形成していった。
 
  ルネサンス美術では、中世とは違った趣のものが多い。まず、絵画は人体
 や自然の正確な観察に基づいた写生主義的なものが台頭し、遠近法や色彩な
 どの技法が発達した。建築分野では豊かな表現と周囲との調和をはかった独
 特の物が出てきたし、彫刻は躍動感溢れる力強い作品が多い。どちらかと言
 えば、現代の美術に近付いてきたと言える。
 
  ルネサンスは14世紀頃にイタリア北部ではじまり、16世紀には( 5 )
 、ローマ、( 6 )などで全盛を迎え、16世紀にはアルプスを越えてヨー
 ロッパ各地へと伝播した。イタリアが発祥の地となった背景として、東方貿
 易によって得た富によって都市が繁栄し、市民階級の地位が向上していたこ
 とや、北部イタリアは政治的に分裂しており自由な発想を許容する素地があ
 ったこと、そして古典文化(ローマ)の発祥の地であったことや十字軍など
 による東方文化の影響が強かったことなどがあげられる。
 
 
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