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世界史猛特訓 第 118 号 バックナンバー配送バージョン
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もくじ
1------本文
2------カッコ抜き問題
3------一問一答
4------ご案内
5------連絡先など
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1本文
ロシア革命
第一次世界大戦への参戦後、ロシアではボリシェヴィキ以外の全ての政党が
戦争支持にまわり、専制が強まった。しかし、タンネンベルクの戦いを皮切り
に、度重なる敗北のために被害は拡大して軍の志気は低下し、物資の不足と困
窮は社会不安を増大させた。政府の内部でも戦争継続の可否をめぐって立場が
わかれ、足並みが乱れていた。
こうしたなか、1917年3月(ロシア暦2月)に首都ペトログラードで労働者
のゼネストとデモが発生し、これを鎮圧するよう命令を受けた兵士の一部も合
流して、三月革命が全国に広がった。この結果ニコライ2世は退位し、帝政は
崩壊した。この時、労働者と兵士によるソヴィエト(評議会)が結成された。
三月革命以後、ソヴィエトの中心となった社会革命党やメンシェヴィキの協
力も得て、自由主義者や立憲民主党が中心となったリヴォフを首班とする臨時
政府が成立した。臨時政府成立後もソヴィエトは残ったため、ロシア国内には
二重権力状態があらわれた。臨時政府は普通選挙による議会が招集したが、そ
こでは戦争の継続や旧来の土地制度の継続が決まったため、各地の農民を中心
に不満は解消されなかった。
4月、スイスに亡命していたレーニンが封印列車で帰国し、四月テーゼを発
表して「すべての権力をソヴィエトへ」などのボリシェヴィキの基本政策を示
した。この後、ソヴィエト内ではボリシェヴィキ勢力が伸張した。臨時政府で
はケレンスキーを首班とする政権が成立し、第一次世界大戦の戦争継続を決め
るたものの戦況は好転せず、7月には反政府蜂起が起こった。しかし、この蜂
起は失敗し、ボリシェヴィキに対する弾圧が行われた。9月、帝政派であった
ロシア軍最高司令官のコルニーロフが反革命クーデターを起こしたが、臨時政
府はこれを独力で鎮圧できず、ボリシェヴィキボリシェヴィキ勢力の力を借り
てようやく鎮圧に成功した。ボリシェヴィキはソヴィエトの主導権を掌握し
た。
11月7日、レーニンやトロツキーの指導でボリシェヴィキが武装蜂起し、臨
時政府を打倒した。この結果、ボリシェヴィキや社会革命党左派が政権を掌握
し、ソヴィエト政権が樹立された。これにより世界初の社会主義国が生まれ
た。
ソヴィエト政権は、ロシア社会主義ソヴィエト共和国の建国を宣言し、土地
の私有権を廃止する「土地に関する布告」や戦争の停止を提案する「平和に関
する布告」を採択した。さらに、重要産業や銀行を国有化し、国家の社会主義
化を推進した。1817年11月に行われた憲法制定議会の選挙では、農民の支持を
得た社会革命党が第一党となり、1818年1月に憲法制定議会が招集された。し
かし、この状況に対してレーニンは二重権力の出現を懸念して議会を解散さ
せ、他党を禁止することでボリシェヴィキによる独裁を確立した。3月にはボ
リシェヴィキは共産党と改称し、首都をモスクワにうつした。7月に暫定憲法
が採択され、ソヴィエトによる支配とプロレタリア独裁が規定された。
こうして成立したソヴィエト政権は、「土地に関する布告」に基づいて地主
から土地を没収して土地の所有を禁止して農民に分配し、土地改革を実行し
た。また、国内の少数民族に自治権を付与するなどの政策を行い、旧政府が
負っていた外国債務は破棄された。対外的には、「平和に関する布告」の内容
にそって「無併合・無賠償・民族自決」の原則による即時休戦を掲げてドイツ
との停戦交渉を行ったが、ロシア西部の広大な領土を要求するドイツの主張を
いれて、トロツキーの交渉によりブレスト=リトフスク条約を締結してドイツ
と単独講和した。しかし、ドイツの敗戦によりこれは無効となり、東欧には多
くの新興国が誕生した。また、帝政時代の秘密外交も、明らかにされた。
社会主義国の誕生に対して、ロシア各地で反革命政権が成立してソヴィエト
政府に対する抵抗運動が行われたほか、国外からも北ロシアやシベリアなどへ
の出兵が行われ、ソヴィエトは干渉戦争を戦わねばならなかった。これに対
し、ソヴィエトはトロツキーの指導下で赤軍を組織して対抗し、チェカ(非常
委員会)を設置して反革命を取り締まった。また、全ての工業を国有化すると
もに商業活動を停止し、農民から穀物を強制的に徴収して配給するなど、戦時
共産主義政策を実施して難局を乗り越えようとした。こうした抵抗の結果、
1920年には国内の反革命軍はほぼ鎮圧され、外国軍隊も撤退した。
ソヴィエトはさらに、社会主義勢力の国際連帯を目指してコミンテルンを創
設し、自国の革命を防衛するとともに他国での革命を支援した。この指導に
よって、ハンガリーなどでは共産党政権が成立したが長続きせず、革命は進ま
なかった。1922年12月、ロシアと周辺の白ロシア、ウクライナ、ザカフカスの
ソヴィエト共和国が連合してソヴィエト社会主義共和国連邦が成立し、1991年
のソ連崩壊まで続いた。
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2カッコ抜き
ロシア革命
第一次世界大戦への参戦後、ロシアではボリシェヴィキ以外の全ての政党が
戦争支持にまわり、専制が強まった。しかし、タンネンベルクの戦いを皮切り
に、度重なる敗北のために被害は拡大して軍の志気は低下し、物資の不足と困
窮は社会不安を増大させた。政府の内部でも戦争継続の可否をめぐって立場が
わかれ、足並みが乱れていた。
こうしたなか、1917年3月(ロシア暦2月)に首都( 1 )で労働者のゼ
ネストとデモが発生し、これを鎮圧するよう命令を受けた兵士の一部も合流し
て、三月革命が全国に広がった。この結果ニコライ2世は退位し、帝政は崩壊
した。この時、労働者と兵士による( 2 )が結成された。
三月革命以後、ソヴィエトの中心となった社会革命党やメンシェヴィキの協
力も得て、自由主義者や立憲民主党が中心となったリヴォフを首班とする臨時
政府が成立した。臨時政府成立後もソヴィエトは残ったため、ロシア国内には
二重権力状態があらわれた。臨時政府は普通選挙による議会が招集したが、そ
こでは戦争の継続や旧来の土地制度の継続が決まったため、各地の農民を中心
に不満は解消されなかった。
4月、スイスに亡命していたレーニンが封印列車で帰国し、( 3 )を発
表して「すべての権力をソヴィエトへ」などのボリシェヴィキの基本政策を示
した。この後、ソヴィエト内ではボリシェヴィキ勢力が伸張した。臨時政府で
は( 4 )を首班とする政権が成立し、第一次世界大戦の戦争継続を決める
たものの戦況は好転せず、7月には反政府蜂起が起こった。しかし、この蜂起
は失敗し、ボリシェヴィキに対する弾圧が行われた。9月、帝政派であったロ
シア軍最高司令官のコルニーロフが反革命クーデターを起こしたが、臨時政府
はこれを独力で鎮圧できず、ボリシェヴィキボリシェヴィキ勢力の力を借りて
ようやく鎮圧に成功した。ボリシェヴィキはソヴィエトの主導権を掌握した。
11月7日、レーニンや( 5 )の指導でボリシェヴィキが武装蜂起し、臨
時政府を打倒した。この結果、ボリシェヴィキや社会革命党左派が政権を掌握
し、ソヴィエト政権が樹立された。これにより世界初の社会主義国が生まれ
た。
ソヴィエト政権は、ロシア社会主義ソヴィエト共和国の建国を宣言し、土地
の私有権を廃止する「( 6 )」や戦争の停止を提案する「( 7 )」を
採択した。さらに、重要産業や銀行を国有化し、国家の社会主義化を推進し
た。1817年11月に行われた憲法制定議会の選挙では、農民の支持を得た社会革
命党が第一党となり、1818年1月に憲法制定議会が招集された。しかし、この
状況に対してレーニンは二重権力の出現を懸念して議会を解散させ、他党を禁
止することでボリシェヴィキによる独裁を確立した。3月にはボリシェヴィキ
は共産党と改称し、首都を( 8 )にうつした。7月に暫定憲法が採択さ
れ、ソヴィエトによる支配とプロレタリア独裁が規定された。
こうして成立したソヴィエト政権は、「( 6 )」に基づいて地主から土
地を没収して土地の所有を禁止して農民に分配し、土地改革を実行した。ま
た、国内の少数民族に自治権を付与するなどの政策を行い、旧政府が負ってい
た外国債務は破棄された。対外的には、「( 7 )」の内容にそって「無併
合・無賠償・民族自決」の原則による即時休戦を掲げてドイツとの停戦交渉を
行ったが、ロシア西部の広大な領土を要求するドイツの主張をいれて、トロツ
キーの交渉により( 9 )条約を締結してドイツと単独講和した。しかし、
ドイツの敗戦によりこれは無効となり、東欧には多くの新興国が誕生した。ま
た、帝政時代の秘密外交も、明らかにされた。
社会主義国の誕生に対して、ロシア各地で反革命政権が成立してソヴィエト
政府に対する抵抗運動が行われたほか、国外からも北ロシアやシベリアなどへ
の出兵が行われ、ソヴィエトは干渉戦争を戦わねばならなかった。これに対
し、ソヴィエトはトロツキーの指導下で( 10 )を組織して対抗し、チェカ
(非常委員会)を設置して反革命を取り締まった。また、全ての工業を国有化
するともに商業活動を停止し、農民から穀物を強制的に徴収して配給するな
ど、( 11 )政策を実施して難局を乗り越えようとした。こうした抵抗の結
果、1920年には国内の反革命軍はほぼ鎮圧され、外国軍隊も撤退した。
ソヴィエトはさらに、社会主義勢力の国際連帯を目指して( 12 )を創設
し、自国の革命を防衛するとともに他国での革命を支援した。この指導によっ
て、ハンガリーなどでは共産党政権が成立したが長続きせず、革命は進まな
かった。1922年12月、ロシアと周辺の白ロシア、ウクライナ、ザカフカスのソ
ヴィエト共和国が連合してソヴィエト社会主義共和国連邦が成立し、1991年の
ソ連崩壊まで続いた。
解答
1:ペトログラード 2:ソヴィエト(評議会) 3:四月テーゼ
4:ケレンスキー 5:トロツキー 6:土地に関する布告
7:平和に関する布告 8:モスクワ 9:ブレスト=リトフスク
10:赤軍 11:戦時共産主義 12:コミンテルン
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3一問一答
1:ロシア革命によって退位した、ロシア帝国最後の皇帝は誰か。
2:ロシア皇帝を退位に追い込んだ、1917年の革命は何か。
3:ソヴィエト政権が革命防衛と反革命の取り締まりのために設置した機関は
何か。
4:1991年に崩壊したソ連邦の正式名称は何か。
解答
1:ニコライ2世
2:三月革命
3:チェカ
4:ソヴィエト社会主義共和国連邦
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